テストベッド機<MS-18α>
-オラザク2016投稿用原文まま-
1989年当時作製した、1/144 MS-18E「ケンプファー」を偶然おもちゃ箱の中から発掘し、いくつもの箇所が破損したり紛失していて、なんとなく、今の年齢でリメイクを施したらどんな作品になるだろう? という気持ちから作業を始めました。
その時点では軽い気持ちで始めたのですが、当時未完であったショットガンのポンプアクション ギミックなどを煮詰めているうちに、徐々に熱が入り、しかし、子ども時代の作風は直さずに、基本的には欠損部分などを補完する程度に留めています。
子ども時代の粗い工作が目立ちますが、当時の自分を尊重して、敢えてそのままにしています。
ただ、今では旧キットの部類に入る商品で、その中でどのくらい雰囲気を醸し出せるか、には留意しました。
また、模型製作に最近復帰したばかりで、流行りの電飾化に興味を持ったので、シンプルですが初めて取り入れました。
OVAは当時も今も、まだ未見です。様々な実験&実戦を経ている途中、というイメージで、独自解釈を加えてのオリジナル仕様になっています(子どもの時から同じイメージのまま)。
■今回のリメイクにあたり手を加えたところ
・モノアイの作製&電飾化
・ブレードアンテナの新造
・頭部機関砲の新設(2門)
・ショットガンのポンプアクション化完成(子ども時代、途中で挫折し放置状態)
・右握り手の加工(グリップをディティルアップしているので、ノーマルだと握れない)
・紛失&破損のため、背部発光筒(右側)、ジャイアントバズのラック(右側)、スペアショットガンのラックを新造
・ジャイアントバズは、作業時、オリジナルが紛失していたため、他キットより流用(締め切りギリギリで、オリジナル ジャイアントバズ2基とスツルム・ファウスト1基が発見される。そのため、バズ左側のラックは作製していない)
・スツルム・ファウストの穴埋め
・一部バーニアのディティルアップ
・ベースの導入(滑空状態を再現する目的)
■当時のまま手を加えていない箇所
・スクラッチの頭部、右脚全部
・腰の可動化
・左右ショルダーの変更
・左ショルダーのスクラッチ、3本目腕部の追加&一部スクラッチ
・細部ディティルアップ
・塗装
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