ビグ・バーザム
ビグ・バーザムとはティターンズが開発した試作型モビルアーマー(MA)である。
【機体解説】
一年戦争のソロモン攻略戦において連邦軍に大損害を与えたジオン軍のMA、ビグ・ザム。
戦後、連邦軍はその圧倒的な戦闘能力に興味を示し、新型MAの開発に着手するも難航する。
宇宙世紀0087年グリプス戦役終盤、ティターンズはビグ・ザムをダウンサイジングした新型MAを開発し、胴体のみが完成していた。
戦力不足の為、バーザムのパーツを取り付け一応の完成とし、配備された。
ビグ・ザム同様機体中央部に大型メガ粒子砲を1基、胴体部に計26基のメガ粒子砲を内蔵している。
圧倒的な攻撃力と機動力を持つ反面、近接戦闘用武器はバルカンポッドのみで、懐に入られると反撃できないという致命的な弱点がある。
また冷却能力の低さも解決していない為、最大稼動時間は10分ほどである。
【劇中での活躍】
パイロットはバスク・オム。
ドゴス・ギアに配備されたが、乗り手がおらず待機状態になっていた。
ジャミトフ・ハイマンが暗殺された直後ドゴス・ギアは攻撃を受けて撃沈するが、バスクは本機に乗り込み辛くも脱出。
その後エゥーゴの艦隊に遭遇して戦闘になる。
全身のメガ粒子砲で敵戦艦とMSを多数撃墜するも、1機のジム・カスタムに死角から機体下部を攻撃され推力を失う。
その場で奮戦するもエネルギー切れを起こし、ついに沈黙。
戦艦とMSの集中砲火を受けて爆散した。
「ティターンズの栄光をやらせはせん!」