「あの野郎…ギャンをツボみたいにした挙句、姑息な機体にしやがって…」 次期主力モビルスーツとして設計を進めている最中、ライバル企業のジオニック社が開発を進めているゲルググが、政治的な背景により採用されることが決まった。ただ、形式だけでもコンペティションを行う事になったため、決して、ツィマッド社が開発しているギャンが低性能ではないことを証明すべく、心血を注いで設計を進める。しかし、開発中のギャンは、マ・クベ大佐に与えられることになり、マ・クベが好む通りに、ギャンの仕様を変更してしてしまった。そして、変更された仕様のままコンペティションに出され、格闘戦は良いが射撃が弱い、姑息な作戦で戦うようなイメージを持たれることになってしまった。そんなイメージに納得がいかない開発陣が、ギャンの予備パーツを使用して、本来の姿に近づけた機体…という妄想MSVです。