ハセガワ1/400 ミネルバ(劇場版クラッシャージョウ)
ご覧いただきありがとうございます。ハセガワ製クリエーターワークスシリーズ、劇場版クラッシャージョウ1/400「ミネルバ」を製作致しました。劇場版クラッシャージョウが最近BS12にて放映されていて懐かしく拝見しました。油の乗り切った安彦良和先生の生き生きとした作画ですね。ミネルバもとても美しくてカッコよく描かれています。当時タカラからキットは発売されていましたが、さすが飛行機のハセガワ。白鳥を思わせる美しいフォルムに実際の航空機ばりの繊細なスジボリが施されており製作していてとても楽しかったです。大きな改修等は特に行いませんでしたが、合わせ目等が出る場所が結構ありましたので、繊細なモールドに注意しながら処理し、黒立ち上げですがあまり重くなりすぎないように「美しくて、重厚感」が出るよう意識して製作していきました。合わせ目処理する際にバンダイ等と違いハセガワ製のモールドは繊細で消えやすいので合わせ目作業前に全てのモールドをケガキで掘りなおしました。この作業はかなり時間をかけています。モールドを掘りなおし後、船体内部にエヴォブラック→グレーのグラデーション吹き付け。内部フレームをしっかり接着し船体を各所組み上げ接着。合わせ目を消し、消えた再度モールドを再度掘りなおし。船体ホワイト部分は黒立ち上げにて数色のホワイト換気扇フィルターを使用し徐々にグラデーションをつけて吹付け。白い船体の美しさを出したいので、過度にコントラストをつけすぎぬように上品に仕上げていきました。ブルー部、イエローブ、レッド部等はグレーサフ立ち上げでしっかりと発色させてアクセントとしています。船体の各所デカール貼付後ガイアクリア+フラットクリアの半光沢にてトップコート。トップコート後墨入れ。墨入れもあまりコントラストを強すぎないようダークグレイにて墨入れ。汚くなり過ぎぬよう軽く船体にウェザリングを施しました。連装ミサイルポッドや主脚、上部連装砲塔、ミサイルハッチ等もマスキング&筆塗により細かく丁寧に塗り分け致しました。ファイター1/ファイター2、ガレオンも丁寧に製作しています。